医療通訳を派遣してきた団体として、いつも課題となっていたことが依頼に答えられないことがあげられます。

医療サポートの方法としてはいろいろな方法がありますが、なんといっても医療現場に通訳が行けるなら一番です。しかし同行通訳には限界があります。対応できる言語、地域、時間の問題をカバーするには電話などの通信機器を活用する通訳が必要です。

このたび特定非営利活動法人 多文化共生センターきょうとさんの呼びかけで伊賀、札幌のNPOも参加し、電話通訳研修会が行われることになりました。札幌での研修会に向け、まずはエスニコ主催の事前ワークショップを行います。さらに多文化共生センターの重野代表と和歌山大学の方が実際に京都とつないでの通訳ロールプレイを取り入れた研修会を開催します。

スマートフォンなどによる電話通訳の実現に向けての第一歩に踏み出します。3地方で協力して今年は新たなことを育ててまいります。

今回は通訳登録者の会員で限定させていただきました。

<事前ワークショップ> 

 日時:2011年1月30日(日)13:00~16:00

 参加費:500円

 研修会の前にあらかじめ、通訳に関する基本姿勢と現状の把握をします。

<ビデオ電話通訳研修会>

日時:2011年2月3日(木)18:00~21:00

参加費:500円

重野さんによる電話通訳の学習と機器を使用したロールプレイ。

場所は共に「サークルさっぽろ」にて行います。

今後の動向にどうぞご期待下さい!