2018年度に続き2回目の実施となった地域の医療通訳人材育成研修”厚労省「育成カリキュラム」に準拠した医療通訳養成コース2019”は、10月6日の修了試験をもって終了いたしました。

全7日間計50時間の半年に及ぶ研修に参加くださった皆様、本当にお疲れさまでした。今期は2言語(英語・中国語)19名の方が受講されました。修了試験は筆記、リスニング、模擬通訳の3部門を受けていただき、どの部門も70点を超えた方のみが修了証を獲得しました。残念ながら不合格になった方には厳しい結果となりましたが、人の命に関わる大切な役割を担う医療通訳の意義を再認識して今後の実力アップを目指してください。

この研修の修了者は、日本医療教育財団が実施する医療通訳基礎技能認定試験の受験資格を得られます。この試験を突破して北海道の医療通訳者として、更なる活躍をされることを期待しています。

試験の結果に関わりなく、受講者の方が、この講座で習った大切なことや演習での体験を現場で活かせることができたら幸いです。ご協力いただいた講師の先生、スタッフのみなさん、心からお礼を申し上げます。一休みして、また次年度の計画を立てたいと思っています。今後もよろしくお願いいたします。