11月9日に第4回のHIV通訳研修を行いました。ホームページの掲載がクッキングの報告と前後してしまい失礼いたました。

前半は北海道大学病院のHIV相談室でご活躍の看護師坂本玲子先生(左下の写真)がHIVの患者さんの看護についてお話いただきました。内容はこれまでの研修のおさらいもあり、患者さんの生活が身近に感じられる看護師さんならではのお話も聞くことができました。参加した通訳からは時間が足りないほど質問がでていました。

後半は渡部看護師も加わっていただき、患者さんからの生活相談を想定した通訳演習を行いました。(右下の写真)お二人から共通して感じたことは、お話をされるときの内容はもちろんのこと、やさしい口調と声の響き。内面からしみわたるようなアドバイスには相談者の心を包み込むような力がありました。うーん、通訳もきっと人柄がにじみ出るに違いない。

次回の総復習は12月7日、再びお二人をお招きします。次は知識だけでは学び取れない何かをつかみたいと企んでおります。