9月11日(土)13時より、外国人医療を考えるフォーラム・スペシャルその2を実施しました。今回のゲスト講師は東京で四谷ゆいクリニック院長である精神科医の阿部裕氏をお迎えしました。

第1部では「コロナ禍における在住外国人のメンタルヘルス」というタイトルで講演いただき、第2部では質疑応答とディスカッションを行いました。外国人がたくさん訪れるため多言語対応するクリニックのお話はとても貴重でした。チャットで受けつけた当日の質問がたくさんあり、外国人のメンタルに対する関心の深さに驚きました。一つずつ丁寧に回答してくださり、ディスカッションでもスタッフに心を込めてお話してくれた阿部先生に感謝いたします。

外国人のメンタルヘルスに関するサポートはネットワークの構築が必須です。このフォーラムを通して新たな人の繋がりが生まれることを期待できる内容になったと思います。コロナ禍では外国人に限らずメンタルの問題が問われています。コロナ禍での外国人の厳しい生活を考えることはこれからの日本人も含む社会全体の在り方を考える機会になりますね。

お申込みいただいた方にはYouTubeで1か月間視聴できます。11日に用事のあった皆さま、ゆっくり阿部先生のお話を聴いてください。(芦田)