1月16日(日)に、エスニコの医療通訳ボランティア登録者を対象とした研修、結核3を終了しました。この医療通訳研修は結核をテーマに、11月、12月、1月と3回開催しました。

結核の基礎知識と通訳演習の毎回開催しましたが、その内容の膨大なことに改めて驚いています。医療通訳を学ぶ上で、とりわけ医療関係者ではない方にとっては、疾病一つの医療知識習得もなかなかの至難の業。それに絡む症状や治療、検査、投薬、制度など基礎知識だけでもたっぷりあり、日本語での理解もすんなりいきません。今後の研修の中でも演習に取り入れるなどして繰り返し声に出して現場で困らないようにと考えています。

さて、ここ連日、北海道のコロナ感染者数も過去最多を更新しています。飲みに行きたい、旅行に行きたいと言うより、「動けることは何か」「今自分が何をやれるかな」と鼓舞しています。

感染症、冬季、遠隔地の通訳は今後もオンラインが主体になると考えて準備が必要です。一過性の思い付きではなく、各分野での協力と根気強い準備をするように呼び掛けることも必要だと思います。